郡山布引高原風力発電所 06年末に運転開始 電源開発

電源開発(東京)が福島県郡山市湖南町に建設を計画している「郡山布引高原風力発電所」の概要が、9日までにまとまった。高さ約100メートルの発電機33基を設置し、総出力は国内最大の6万5980キロワット。2005年5月の着工、06年12月の運転開始を目指す。

 立地場所は猪苗代湖の南方にある会津布引山(1、082メートル)の平らに広がった山頂地帯。市が管理する財産区から約230ヘクタールの用地を借り受け、発電機や変電施設などを設置する。総事業費は約120億円。

 事業主体は電発が100%出資した「グリーンパワー郡山布引」(東京、3保谷明社長)で、運転開始までに本社を郡山市に移す予定。電気は東京電力に売る。

 電源開発の風力発電事業は、郡山市が国内9カ所目。東北では、秋田県仁賀保町(総出力2万4750キロワット)、岩手県葛巻町(同2万一1000キロワット)に続き3カ所目となる。

 三保谷社長らが9日、郡山市役所を訪ね、藤森英二市長に事業着手を申し入れ、了承された。市は観光資源や環境学習の素材としての活用を検討する方針。

 建設予定地周辺は渡り鳥の飛行ルートで、計画当初から渡り鳥への影響を懸念する声が自然保護団体から上がっていた。三保谷社長は「着工前に事前調査するなど配慮しながら進めたい」と話した。

(河北新報) - 9月10日7時4分更新
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by 00mt082 | 2004-09-12 18:46 | 環境ニュース
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