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[けいざい]地域通貨「ありガッタ」発行

◇地元購買の起爆剤に
 有明町商工会が20日から、町内約50の加盟店で利用出来る商品券タイプの地域通貨「ありガッタ」を発行する。半年間の有効期間内なら6回まで繰り返し使えるのが特徴で、同商工会は地元購買を高める起爆剤として期待している。
 発行するのは100円相当の「100ガッタ」5万枚と、500円相当の「500ガッタ」2万枚。20日は、敬老の日を記念して町内の高齢者約1200人に700ガッタずつ配布。その後は町民に購入を呼びかけ、各種イベントの景品などに利用してもらう。
 ありガッタでの買い物には釣り銭が出ないが、現金との併用は可能。加盟店によって割引などの特典も受けられる。すぐに換金せずに別の加盟店で使ってもらうことで、地元の商業者同士の結び付きを強める狙いもある。換金時には1%を手数料として徴収し、運用費をまかなう他、一部は社会貢献活動に充てる。
 導入に合わせて20日、同町戸ケ里に空き店舗を活用した地域通貨専用の店「ありがとう」がオープン。町民手作りの工芸品やリサイクル品を販売し、情報交換コーナーも設置する。
 同商工会の久賀昭彦・経営指導員は「地元商店街の活性化はどの町も抱えている悩み。有明町としても(来年1月の)合併を目前に控えた今のうちに手を打っておきたい」と話している。【宮本尚慶】

9月17日朝刊 
(毎日新聞) - 9月17日17時25分更新
by 00mt082 | 2004-09-22 15:22 | 地方自治体
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