コケのスピード栽培に成功 ビル緑化の普及にも弾み

早期栽培したスナゴケ
 
 ビルの屋上緑化に利用できるスナゴケを自然に育てるのに比べて20分の1程度の期間で人工的に栽培することに、大阪府立大学の村瀬治比古教授(生物情報工学)らが成功した。
 この技術を応用して事業化するために村瀬教授らはNPO法人の「環境改善緑化機構」を16日にも設立する。コケを大量につくりビルの屋上に張り付ければ、ヒートアイランド現象対策にもなりそうだ。
 村瀬教授は、外部から遮断された「植物工場」で、光や温度、コケに与える栄養を調整して生育実験を繰り返した。従来は商品化するまで2年間かかっていたのを1、2カ月に短縮した。費用も今の3分の1程度に抑えられるという。
 スナゴケは日本全土に分布し、乾燥だけでなく暑さや寒さにも強い。ビルの外壁や屋上を覆えば防音、断熱効果がある。二酸化炭素を吸収し、温暖化対策にもなる。(共同通信)
[3月15日19時14分更新]
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by 00mt082 | 2004-03-25 02:45 | 環境ニュース
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