2002年の地球全体の二酸化炭素濃度、産業革命以前より34%増加

気象庁は2004年3月22日、日本上空と地球全体の大気中二酸化炭素濃度などが2003年も引き続き増加傾向にあると発表した。
 同庁が岩手県三陸町綾里など国内3地点で行っている日本上空の大気中二酸化炭素濃度観測結果では、3地点の2002年の平均濃度は376.6~378・6ppmで、2002年に比べ2.7~2.8ppm増加していた。
 1年あたりの増加が2ppm台を上回ること自体珍しいが、2003年は2002年に続き2年連続の2ppm台の増加となった。気象庁では、この2年間の世界年平均地上気温が観測史上第2位、3位の高温となったことが濃度の増加にも影響したと見ている。
 また、同庁が海洋気象観測船を使って東経137度に沿った太平洋上の大気と表面海水中の二酸化炭素濃度観測した結果では、洋上大気中の二酸化炭素濃度がやはり2002年より2.8ppm増加していたほか、表面海水中の二酸化炭素濃度は2002年より一挙に11.8ppm増加。これまでの観測最高値である353ppmを記録した。
 一方、世界気象機関(WMO)の温室効果ガス世界資料センター(WDCGG)の運営機関として同庁が収集している、世界274地点(注1)の観測データの分析結果では、2002年末時点の大気中の二酸化炭素濃度は産業革命以前の濃度280ppmより34%増加した374ppmとなっていた。

(注1)2004年3月23日現在。温室効果ガス世界資料センターホームページの情報による。【気象庁】
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by 00mt082 | 2004-03-25 02:53 | 環境ニュース
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